ガン サバイバー親父の四方山話

発症から今日までの闘病回顧録

早期発見(2)

それは、ほんの小さな一個の口内炎でした。

気にしなければ気にならない位の小さな炎症でその内治るだろう っと呑気に構えてましたが10日程経っても変わらず ではとりあえずという事で かかりつけの歯医者さんに診察に行きましたが軟膏薬を塗っての経過観察で1週間後の再診察 結果 症状変わらず  市民病院への紹介状 前と同じ軟膏塗っての経過観察  結果 症状変わらず 大学病院への紹介状  初見にて悪い病気かも?の一言 もともとこの病院は地元では難病患者が最終的に行く病院との評判で薄々感じてはいましたが。

  病理検査をするということで炎症部分の周りを削られましたが何分口の中で出血が止まらず痛い思いをした事を覚えてます。

 数日後病理検査の結果を聞きに行き やはり悪い病気で病名は 口腔底ガン でした 意外とあっさりの告知でショックを味合う間もありませんでした。その後治療方法や入院や手術の日程を話し合いましたが決定事項の通達という感じでした。

  入院までに数日あったのでその間に会社関係各所に暫く休む事を伝え 引継ぎも終わらせ入院準備に取り掛かりました。幸いにもこの病気は緊急性のある病気ではない為その辺の時間的な余裕はありましたか  その分不安も増幅しますね、私は家族に心配かけないように気丈に振る舞っていたのか 不安は見せてませんでしたが今考えると 内心では恐怖でいっぱいだったと思います。

  入院当日は子供達は平凡な朝を迎え何事も無く いってらっしゃい と送り出してくれましたが、後に聞いてみるとやはり私と同じで余計な心配をさせない様 あえて普通にしてたようでした。

  病院では家内の付き添いのもと改めて主治医による病気の説明と手術の説明があり私の闘病生活が始まりました。f:id:michiolife:20181212211648p:image